第17話 Le Bio adoré de notre Parisienne

秘密のパリへ連れてって第17話】

パリの日本庭園?アルベールカーン美術館


Bonjour!

フランスダイレクトスクール

映像ディレクターのGâsûです。


更新がだいぶ滞ってしまいましたが

シリーズは先へ進んでいましたので

続きからお届けします。


パリの大学でアニメーションを学ぶ

シャルロットのお気に入りのパリは



なんと日本でした。



パリにある、日本庭園。

アルベール・カーン美術館の庭です。



「大通りがすぐ近くにあるのに
 どういうわけかとても静かで
 心が落ち着く場所なの」


というシャルロット。


この美術館は、実を言うとパリではなく

お隣のHauts-de-seine

オー・ドゥ・セーヌ県にあります。


パリの西、

Boulogne-Billancourt

ブーローニュ・ビヤンクール市の

森の南に位置します。

セーヌ川の程近く、

メトロは10番線のPont de St-Cloud駅

終点ですね。


わたしたちが撮影を行った2月は

閑散としているうえ植物も冬支度。


手入れはされていますが

なんだか寒々しい感じでした。


なのでできれば夏から秋にかけて

訪れることをおすすめします。



【アルベール・カーンて誰なの?】


美術館の創始者である

アルベール・カーンとは。


元銀行家で資産家でした。


それだけ聞くと、

ブルジョワジーな育ちなのかしら?

と思いますが


彼の生まれは真逆です。


ユダヤ系フランス人の家系に生まれ

家畜問屋の次男坊でした。


幼い頃の苦労のため、

自らが事業家となり資産を築いても

そのお金は慈善活動に使ったのです。



【世界中の映像と写真をコレクトした美術館】


カーンは、「世界一周」のための

奨学金制度をつくり


仏・米・英・独・日の若者たちを

世界中に派遣し、

映像や写真などの記録を撮らせました。


Archives de la Planète

地球映像資料館という名の

膨大な世界中の記録のコレクションが


ここ、アルベール・カーン美術館に

保管されています。


【パリで日本が恋しくなったときに】


アールヌーヴォーもモダニズムも

いいんだけど。


いいんだけど、

やっぱりジャポネーズの心は


T E I E N


というあなたは、

池で泳ぐ鯉を眺めながら


ところどころ東洋ミックスの

日本庭園を見に行ってはいかがでしょうか。


何度も言いますが

冬は、あまりおススメではありません。

アルベール・カーン美術館

14 rue du Port

92100 BOULOGNE-BILLANCOURT

■アクセス

メトロ:

ブーローニュ=ポン・ド・サン=クルー駅

(Boulogne-Pont de Saint-Cloud)駅 (10号線-終点)下車。

バス:

52, 160, 126, 72, 175<ラン・エ・ダニューブ(rhin et Danube)停留所下車。

路線電車: T2号線<パルク・ド・サン=クルー(Parc de Saint-Cloud)停留所下車


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