第3話 La cuisine africaine de Montmartre

【秘密のパリへ連れてって 第3話】モンマルトルのアフリカンキュジーヌ

みなさまBonjour!

フランスダイレクトスクールの映像教材ディレクターの

Gâsûです。


桜が各地で開花し、春が来たなーと感じられる連休に、

秘密のパリへ連れてって の第3話が配信されました。


で、タイトルはというと


「La cuisine africane de Montmartre」
モンマルトルの、アフリカンキュジーヌ





1話のアラブの次はアフリカですか?

フランス語じゃないんですか?

わたしはパリが好きなんです(怒!!)


という方、そうですね。仰る通り。



いかにもフレンチシックなパリ!

ビストロ!ワイン!スイーツ!


をイメージしていると、


あれあれあれ?? わたしの求めているものではないかも??


と思われかねない。


Mais...しかしながら。

これもまた、パリなのです。


玉ねぎアタマのサクレクール寺院がある

18区のモンマルトル周辺では、


アラブ人、アフリカからの移民が

多く住んでいます。


そのため、彼らの故郷の伝統料理のレストランや

民族衣装の店などが多く存在しているのです。


コンゴ発祥のサプール(Sapeur)をご存知でしょうか。

彼らの支部がパリにもあるそうで


ラ・サップが訪れるオーダースーツの店もあるとか…

パリにも時折彼らは現れるそうですよ。




【地元の人に愛されるモロッコ料理店】


話を今週のエピソードにもどします。


18区周辺には、チュニジア、アルジェリア、モロッコなど

北アフリカからパリに来た人たちが多く住んでいます。



彼らが生活の手段とする仕事の選択肢として

自らの故郷の郷土料理のレストランやカフェの経営

が挙げられます。



高級フレンチのようなお堅い雰囲気はゼロですが、

食通のフランス人も足繁く通ういくつかの店は


常にお客さんが絶えず、予約も取れないほど!



フランスに行って、連日

バター、小麦粉、脂肪!!

みたいな食生活をしていると、


ものすごーく違う料理が食べたくなったりするんですよね。。


とはいえ日本食はまともな店を選べば

単価うん万円 みたいなところもあって


かと思えばチャイニーズによるジャポネーズは

破格でオリジナルすぎる料理を出してきたりします。



そこでオススメしたいのが、

アフリカン・キュジーヌ

なのです。


今回Dinoさんが紹介してくれたレストランは

モンマルトルにあるモロッコ料理のレストラン。


ここは一皿11〜15€で、

良心的なお値段設定!


どーん!!


肉だらけ!!


こちらはお肉のタジン(tajine)です。

タジンはマグレブ(Maghreb:Maroc,Algérie,Tunisie,Libye,Mauritanie)の郷土料理。


タジンのルーツはプロバンス料理のTian(Tian provençal)とも関係があり、

調理の方法や用具が似ています。


Tianは陶器の器に野菜や肉、ホワイトソースやチーズなどを盛り、

オーブンで焼いた、要はグラタンみたいなお料理です。


Tajineという言葉の語源はベルベル語(アフロ・アジア語族の言語)

にあると言われています。


色鮮やかなもようが施された、

独特の形の鍋で調理するのが特徴です。


細長いソーセージは、メルゲーズ(Merguez)といって、羊肉や牛肉を使った

辛いソーセージ。


北アフリカの料理ですが、中東やヨーロッパ、とりわけフランスでは

頻繁に見かけます。


肉だらけなようみ見えますが、実は野菜もゴロッゴロのってます。

イモ、人参、かぼちゃ、大根…


肉も野菜も遠慮なし!大盛りです。


こちらはお魚のタジン。

ヘルシーで女性向きかもしれません。


白身魚とエビの他、きのこ、トマト、ピーマンなど野菜もたくさん使われていて、

だしが出たスープにスパイスの香りがマッチして身体もあったまる〜


タジンにはたっぷりクスクス(Couscous)がついてきます。



こちらは肉・肉・肉盛り

そしてポテト!!


実際にそんなような名前のメニューです。

(それは言い過ぎかも)


見たまんまの一品ですが、

この肉がまた柔らかくて、見た目よりもとにかく食べてみて!!

と言いたい一皿でした。


しかも、一見普通に見えるイモが、

もうこれだけで食べたいくらいやみつきになるんです。


なぜなんだろう…イモに隠された秘密を教えていただきたい。


オーナーとシェフ。

シェフには食材、調理法に独自のこだわりがあり


どんなに盛りすぎかもしれなくても

お皿が毎度キレーになって戻ってくるはずと信じています。

(なので残さず食べましょう)


オーナーはちょっとぶっきらぼうなところもありますので

一瞬「わたし嫌われてるのかな」と心配になるかもしれませんが


そんなことはありません。

日本人には興味津々です。


ただ、数名で一皿をシェア

は、できるだけやめましょう。


ちなみに


シェアしてもいいですか?


というフランス語の表現が、今週水曜日の解説授業で登場します。

解説授業がメンバーに配信されたら、

アメブロにてご紹介したいと思います。





パリには中東やアフリカ系の美味しいレストランが

まだまだたくさんありますが、


是非先入観をあまり持たずに

挑戦してみてください。



新たなパリの魅力を知って

もっとパリが好きになるかもしれません。


Le Petit Bleu

23 rue Muller 75018 Paris


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